Pythonでのループの書き方（forループ、whileループ）

Pythonには、forループとwhileループの2つの基本的なループ構文があります。

forループ

forループは、指定された回数だけループを繰り返す場合に使用されます。例えば、リストや文字列内の要素を1つずつ処理する場合などに使用されます。基本的な構文は以下の通りです。

for 変数 in シーケンス:
    実行するコード1
    実行するコード2
    ...

ここで、変数はシーケンス内の各要素を表し、実行するコードは変数がシーケンス内の各要素に対して実行されるコードです。

例えば、以下のようなリストがあったとします。

my_list = [1, 2, 3, 4, 5]

このリスト内の各要素に対して処理を行うために、以下のようなforループを使用することができます。

for num in my_list:
    print(num)

この場合、リスト内の各要素が順番にnumに代入され、print関数によって各要素が表示されます。

whileループは、条件式がTrueの場合に繰り返されます。例えば、特定の条件が満たされるまでループを繰り返す場合などに使用されます。基本的な構文は以下の通りです。

while 条件式:
    実行するコード1
    実行するコード2
    ...

ここで、条件式はTrueまたはFalseを返す式であり、実行するコードは条件式がTrueの場合に実行されるコードです。

例えば、以下のような変数countがあったとします。

count = 0

この変数が10未満である限り、countを1増やし、その値を表示するwhileループを以下のように書くことができます。

while count < 10:
    count += 1
    print(count)

この場合、countが10未満である限り、countを1増やし、その値を表示します。countが10以上になると、whileループから抜け出します。

Pythonにおけるループ構文は非常に柔軟であり、条件に応じてループ構文を使い分けることができます。

ループを使いこなして、Pythonプログラムをより効率的かつスマートに書くことができます。これらのプログラムはPythonの基本的な文法で実装することができます。Pythonの基礎学習には下記のようなサイトの利用が有効です。